Home > 医師数は先進国で最低基準

医師数は先進国で最低基準

医師不足の話をよく耳にします。医師が足りないために、診療科目を減らさざるを得なくなったり、病院の統合があったりというニュースが報道されています。これは国内の過疎地に限らない話で国際的にみても、日本は深刻な状態なのです。

なんと先進国の中で最低基準なのです。2010年に発表されたOECDヘルスデータによると、人口1000人に対する医師の数は、日本は2.15人、カナダ2.27人、アメリカ2.43人となっています。これだけ見ていると、大して差がないように思えますが、病床数100に対してみてみると、日本は15.6人、カナダは64.9人、アメリカは78.4人となっています。

いかに医師の数が不足しているかが、このデータからわかります。医師の数が不足しているから、労働時間的にきつくなり、辞めてしまうという負のスパイラルとなります。この事態に厚生労働省も医学部の定員増や医師の負担軽減のための医師事務作業補助者の導入を進め、対策をとってはいます。しかし、医師数が増加し、安定的な状態になるのはもうしばらく先のことになります。